家具の好みは、時代や地域、お客様の年齢層や趣味によって変わります。ひとくくりにはできないお客様のニーズにお応えするため、ご要望を待つのではなく、私たち自らがいろいろな家具の展示会に足をのばし、バイヤーを訪ね、関係会社の営業の方のご意見を吸い上げるなど、情報収集の努力を惜しみません。勉強させていただく、という姿勢のもと、よりお客様に喜ばれる商品をご提案していきます。

私たち家具の大丸のクオリティ・コントロールは徹底しています。欠陥のない商品をご提供する、という当たり前の事を当たり前にするため、商品に一箇所でも問題を見つけると、その商品のコンテナの出荷を即ストップし、全品をチェックするという作業を行います。出荷遅れによるお叱りも覚悟の上ですが、私たちにとって品質の安定した商品をお届けし、お客様から信用されるためには当然の事でもあります。

商品管理をいくら徹底しても、商品に対するクレームがゼロになる、という事はあり得ません。クレームの発生した商品の、迅速な交換などの対応は当たり前の事ですが、その後、同じ商品を全てチェックし、製造メーカーとも協議し、今後どのように改善していくか、打ち合わせを行います。そこに生産者側の限度は通用しません。徹底的に改善の対応できる体制を見つめ直し、品質向上に努めています。

多様なライフスタイルが存在する現代においては、ヒット商品を開発する事は容易ではありません。けれども私たち家具の大丸は、小売店様や展示会などからの情報収集に積極的に励み、時代の流れを読み、ヒット商品を生み出す事にチャレンジしています。また、定番の商品においても、他の会社の商品と違う、家具の大丸ならではの付加価値をいかに盛り込む事ができるのか研究を重ね、開発を続けています。

悪いものを安くご提供しても、そこには何の魅力も生まれません。良いものを安く、というのが理想ですが、私たち家具の大丸は安易に価格競争の中に飛び込み、低価格のみで商品をご提供し続ける事が最善である、とは考えていません。私たちならではの企業力と、高品質と付加価値の優れた商品であるという安心感を反映したうえで、お客様に納得のいただける魅力的な価格設定に挑戦していきます。